地域医療連携総合センターについて
当院は、平成24年10月に北海道から釧根地区唯一の地域医療支援病院の承認を受けました。地域医療支援病院とは、地域の医療機関を後方支援する形で医療機関の機能の役割分担と連携を目的としています。
平成27年3月23日、地域医療支援病院としての役割をより一層強化するために、前方支援(地域医療連携)、後方支援(退院・転院調整)、相談支援の各部門を集約化した「地域医療連携総合センター」を開設しました。
当センターでは、「各部門の連携強化による地域医療の質の向上」、「地域の医療機関との連携強化」、「紹介患者の来院から転院、退院までのトータルサポート」、「院内のあらゆる相談への対応」を目指し、より強力な体制で院内における管制塔として継続的に活動していきます。

地域医療連携総合センターの目的
- 各部門の連携を密にすることで、地域医療の質の向上に寄与します。
- 紹介患者さんの来院から転院、退院までをトータルでサポートします。
- 地域の先生方との連携強化します。
- 院内の「困っているけど、どこに相談していいかわからない」相談を受け、適切な部署に案内します。
地域医療連携総合センターの主な業務内容
地域医療連携部門
- 地域の先生方からの紹介に対応した診察や検査予約を行います。
- 地域の先生方への適切な診療情報を提供します。
- 紹介患者さんの専用窓口を設置し、スムーズに診察や検査を行うことが出来るように対応します。
- 地域の先生方からの様々なお問い合わせ等についても、窓口として対応します。
入退院支援部門
- 入院早期より、退院に向けての準備・支援・調整をします。
- 在宅で療養をされる方のサポートをします。
- 在宅復帰が困難な方への転院支援をします。
- 退院調整部門とソーシャルワーカーが同一部署で連携を図り、スムーズな退院・転院をサポートします。
- 入院に関する手続きや説明をします。
- 入院患者さんに対する持参薬の確認をします。
- 入院手続きや持参薬の確認が一度に行うことができます。
- 外来での混雑を避けて、入院手続きをしていただきます。
相談支援部門
- 各種医療相談・介護福祉相談・その他医療費の相談。
- がん相談。
- 相談内容に応じた専門の職員がお話を伺い、課題解決のお手伝いをさせていただきます。