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診療科・診療支援部門

中央放射線部

部門紹介

中央放射線部は放射線や磁場を発生させる医療機器を使用して、診断を行うための画像検査や高エネルギー放射線を使用したがん治療を行う部門です。
「最新の知識と技術に基づき、良質で信頼される医療を実践します」という理念をもとに、日々研さんに努め、高度で良質な医療を提供する責務を果たせるよう努力しております。
部署の中で一人ひとりが本来の力を発揮でき、達成感が得られ、互いに信頼し認め合える職場を目指して、常に病院の支えであり続け、日頃より患者様に信頼されるようにまい進してまいります。

中央放射線部部長 浅野 淳一

スタッフ構成

  • 診療放射線技師 25名(男性19名、女性6名)
  • 放射線診断医 1名
  • 放射線治療医 1名
  • 外来看護師 5名
  • 受付助手 4名

施設認定

  • 日本放射線腫瘍学会認定施設(2025年4月1日~2028年3月31日)

資格・認定

専門・認定資格名 有資格者数
医学物理士 2名
第1種放射線取扱主任者 4名
放射線治療品質管理士 3名
放射線治療専門放射線技師 3名
磁気共鳴専門技術者 1名
X線CT認定技師 2名
救急撮影認定技師 2名
画像等手術支援認定放射線技師 2名
医用画像情報専門技師 1名
医用情報技師 1名
検診マンモグラフィ認定診療放射線技師 6名

機器一覧

名称 台数
一般撮影装置 4台
1.5T MRI装置 2台
80列X線CT装置 1台
64列X線CT装置 1台
核医学検査装置 1台
X線透視撮影装置 2台
骨密度測定装置 1台
放射線治療装置 1台
放射線治療計画用CT装置 1台
移動型撮影装置 2台
移動型透視装置 3台
乳腺撮影装置 1台
歯科パノラマ撮影装置(CT) 1台

業務内容

一般撮影検査

X線を用いて、胸部、腹部、骨関節の情報を画像化します。

乳房撮影検査

触れても分からない早期の乳がんを腫瘤影や細かい石灰化の影として画像化します。トモシンセシスおよびマンモトームが可能です。

トモシンセシスおよびマンモトーム

乳房撮影検査

骨塩定量検査

X線を用いて腰椎や股関節を撮影し、X線吸収の割合から骨密度を算定する検査を行います。

歯科パノラマ撮影検査

歯、顎関節、上顎洞などを画像化します。
歯科用CT撮影が可能です。

回診撮影装置

病棟や手術室に小型X線装置を移動させて撮影を行います。

移動型透視装置

手術を支援する目的で、術中にX線透視を行います。

CT検査

X線透過情報をコンピューターで解析して3次元画像を得ることができます。さまざまな断面を短時間で画像化できます。造影剤を使用して血管の情報を得ることができます。

CT検査

MRI検査

磁場を利用して、さまざまな体の断面を画像化できる装置です。CTでは分からないような微細な病変も検出可能です。
X線を使用しないため、放射線被ばくの心配はありません。

MRI検査

放射線治療

手術、抗がん剤と並んでがん治療の3本柱と言われる「放射線治療」。当院ではIGRT(画像誘導放射線治療)という方法で位置合わせを行い、高精度な放射線治療を行っております。

放射線治療

核医学検査

放射性医薬品を体内に投与し、専用のカメラで撮影することで、組織や臓器の機能や代謝状態などを評価します。

核医学検査

当科の強み

  • 乳房撮影は必ず6名の女性技師が撮影しています。
  • 放射線治療は常勤の専門医、専門技師、認定看護師がそろっており、日本放射線腫瘍学会認定施設として認定されました。

トモシンセシスおよびマンモトーム

マンモトーム

悪性の可能性のある微小な石灰化は、超音波検査では見つけづらく、マンモグラフィー検査で見つけることができます。
そのマンモグラフィー検査で見つけた微小な石灰化の診断にマンモトーム生検(※)を行います。マンモトームは、乳房内にできた病変に針を刺し、マンモグラフィーを撮影しながら吸引をかけて病変の一部を採取します。この検査は局所麻酔下で行われ、検査時間は45~60分程度です。

  • 生検:患部の細胞を採取して、顕微鏡などで調べる検査です。病気を正確に診断することができ、この検査の結果によって診断をはっきり決めます。

マンモトーム生検は水曜日の午後に行っています。
当院では、このマンモトーム生検を行う機器を2018年に更新しました。

トモシンセシス

トモシンセシス

当院では2018年に3Dマンモグラフィー(トモシンセシス)の機器を導入しました。
トモシンセシスとは、乳房を複数の方向から撮影し、薄いスライス画像に再構成する撮影技術です。従来の2D撮影では乳腺内に隠れて見つけづらかった病変を3D撮影することで見つけやすくなり、病変の形状をより鮮明に見ることができます。
マンモグラフィー1回分と同じX線量で撮影することができます。