急性期医療に加えて回復期相当の医療に適切に対応していくため、昨年2月から「地域包括ケア病棟」(50床)を開設しております。
安心して自宅退院できるようにサポートします。
安心して自宅退院できるようにサポートします。
地域包括ケア病棟とは
「地域包括ケア病棟」は急性期治療が終了し病状が安定したものの、すぐにご自宅や施設等で の療養に移行することに不安がある患者さんに対して、在宅復帰に向けて、医療管理、診療、看 護、リハビリを行うことを目的とした病棟です。
地域包括ケア病棟は最大60日まで入院ができ、その間、退院先を患者さんもしくはご家族と 相談することや介護保険の変更などの準備を行うことができます。
また、リハビリによる着替え、歯磨き、排泄などの日常動作に関わる機能の回復に多くの時間を かけることが可能となり、在宅復帰まで一連のサポートができます。地域包括ケア病棟では、患者 さんが再び住み慣れた場所で自分らしい生活に戻れることを目指して、支援させていただいてい ます。
対象となる患者さん
在宅あるいは介護施設等に復帰予定の方で、主に下記の患者さんが対象になります。
- 入院治療により症状が改善したが、もう少し経過観察が必要な方
- 入院治療により症状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリの延長が必要な方
- 在宅での生活に向けての準備、調整が必要な方
- 介護施設等などで容態が悪化した方
- レスパイト入院を希望される方(レスパイトとは一時休止・休息という意味であり、ご家族等の 休息のために、患者さんが一時的に病院に入院することができるケアをいいます)
お問い合わせ
当院の地域包括ケア病棟を利用したい場合には、地域医療連携総合センターまでお問い合わせ願います。