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トモシンセシスおよびマンモトーム

トモシンセシス

当院では2018年に3Dマンモグラフィー(トモシンセシス)の機器を導入しました。
トモシンセシスとは、乳房を複数の方向から撮影し、薄いスライス画像に再構成する撮影技術です。従来の2D撮影では乳腺内に隠れて見つけづらかった病変を3D撮影することで見つけやすくなり、病変の形状をより鮮明に見ることができます。
マンモグラフィー1回分と同じX線量で撮影することができます。


マンモトーム

悪性の可能性のある微小な石灰化は、超音波検査では見つけづらく、マンモグラフィー検査で見つけることができます。
そのマンモグラフィー検査で見つけた微小な石灰化の診断にマンモトーム生検(*)を行います。マンモトームは、乳房内にできた病変に針を刺し、マンモグラフィーを撮影しながら吸引をかけて病変の一部を採取します。この検査は局所麻酔下で行われ、検査時間は45~60分程度です。

生検:患部の細胞を採取して、顕微鏡などで調べる検査です。病気を正確に診断することができ、この検査の結果によって診断をはっきり決めます。

マンモトーム生検は水曜日の午後に行っています。
当院では、このマンモトーム生検を行う機器を2018年に更新しました。