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中央検査科病理 後期臨床研修プログラム

  1. 研修目標及び特徴
  2. 研修内容
  3. 指導スタッフ(卒業年度、認定医、指導医)
  4. 診療実績、診療設備
  5. 専門医、認定医、教育病院など学会の指定状況
  6. 研修終了後について

1 研修目標及び特徴

研修期間 4年間 / 募集人員 1人
病院における病理診断の研修を通じて臨床医学に直結した人体病理学の基礎知識を養うことを目標とする。 研修期間中に解剖医の資格取得,さらに研修終了後の病理専門医の認定取得を目指す。 なお当科では,大学スタッフとの日常的交流により専門的かつ最新の情報入手が可能な環境を整備している。 また当院では,病理と他の検査部門は一体化しており,検査全領域についても幅広く研修することが可能である。

2 研修内容

  1. 外科病理(生検,手術切除標本)、術中迅速病理の診断過程を理解し,実際の診断を研修する。
    併せて細胞診も研修する。
  2. 病理解剖を行い、剖検診断書を作成する。
  3. 院内各科との術前・術後検討会,またCPCに参加して臨床の場に活かす病理学を研修する。
  4. 希望者には中央検査科各部門(生理、生化学、血液、細菌など)の研修を実施する。

3 指導スタッフ(卒業年度)

高橋 達郎 昭和47年卒 日本病理学会認定病理専門医,日本病理学会,病理専門医研修指導医

4 診療実績、診療設備

・病理組織検査数:約4,000件/年
・術中迅速診断検査数:50~100件/年
・細胞診検査数:2,000件前後/年
・病理解剖:5体前後/年

専用の鏡顕室、標本室,資料室を備え、約25年間にわたり蓄積された症例の学習・検討・活用が可能である。

5 専門医、認定医、教育病院など学会の指定状況

日本病理学会研修登録施設
日本臨床細胞学会施設認定

6 研修終了後について

 後期研修終了後は、当科または他病院や大学等のスタッフ、大学院進学などの進路があり、できる限り支援をする。