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専門看護師・認定看護師

専門看護師・認定看護師のご紹介
釧路ろうさい病院の専門看護師・認定看護師をご紹介します

H28認定集合写真




地域・病院・施設に伺います!

講演・研修・勉強会などの講師依頼は 看護副部長 金森 までご連絡ください。
【 釧路労災病院 0154-22-7191/ FAX 0154-25-7308 】


がん看護専門看護師

がん看護専門看護師門脇 郁美

 私は、幼い頃に大切な友人をがんで亡くした経験があります。友人は、身体のつらさだけでなく、様々な苦痛を抱えながらすごし、最期を迎えました。ご家族も悲しみの中におり、自身を責め続けながら変えることのできない現実と向き合っていました。看護師を志していた私は、「医療って何だろう、医療で何ができるのか」と考えながら、その経験を自分の糧とし、緩和ケアやターミナルケアに興味を抱くようになりました。
 釧路労災病院に就職し、がんと向き合う患者さんとご家族に日々関わらせていただく中で、診断の時期や治療中、最期の時期など、どの病期においてもその人らしく人生を全うすることができるように、医療者の資質も重要であると実感しました。看護師として、総合的な視点・知識・技術を身につけ個別的な看護を提供したいという思いから、がん看護専門看護師を取得しました。
 これからも、患者さんとご家族が「その人らしく生きる」ことができるように、他の医療従事者と協働し地域と連携しながら、様々な側面からの支援を提供させていただきます。


主な活動内容
  • 不安や苦痛を抱える患者・家族へのサポート
  • 緩和ケアチームによる患者・家族・医療者へのサポート
  • 緩和ケア外来(月・木/週)
  • がん相談への対応
  • 医療者からの相談対応
  • がんに関する教育活動


がん化学療法認定看護師

がん化学療法認定看護師佐々木 祐美・村山 由佳子・佐々木 朋子・松浦 理沙

 がん化学療法看護認定看護師は、抗悪性腫瘍薬剤による治療を受ける方々の投与管理、生じる副作用症状の対処や予防が出来るように支援しております。治療を受ける患者さんのほとんどは、副作用や日常生活のことなど様々に不安を抱え生活されています。
私たちは、抗がん剤の治療前に方法や副作用など患者さんやご家族が理解し納得して治療に臨んでいただきたいと思っています。また、患者さんの経験談から学ぶことも多く、これから治療を受ける方にお伝えして役立てていただくこともあります。
 医師や薬剤師と協働して抗悪性腫瘍薬剤の治療を安全で確実に投与し、患者さんにとって心地よい環境で治療を受けていただけるように心がけております。注射薬や内服薬など治療に関してお困りのことなどありましたら、お気軽にご相談ください。


主な活動内容
  • 外来・病棟におけるがん化学療法看護の提供と教育
  • 外来・病棟におけるがん化学療法薬の投与・管理・副作用マネジメントの実施
  • 看護スタッフへのがん化学療法看護の教育、研修会の実施
  • 看護学生へのがん化学療法看護の教育
  • がん化学療法看護認定看護師教育課程研修生への教育
  • 暴露予防、血管外漏出時対応に関する院内ラウンド
  • 薬剤部とのレジメン・新規薬剤に関する情報交換
  • 釧路がん化学療法看護研究会世話人


乳がん看護認定看護師

乳がん看護認定看護師小野 紫穂

 乳がんは、40歳前後が好発年齢であり、仕事や子育てなどに忙しい時期に発症します。治療方法が手術・薬物・放射線療法を組み合わせる集学的治療を行うため、治療の選択肢があり、患者さんの病気の理解や治療の意思決定が求められます。私は乳がん患者さんと関わる中で、治療方法がひとそれぞれ違い自信を持って看護ケアができず、専門的知識の習得の為に乳がん看護認定看護師を目指しました。
 現在は外来で、術式選択や治療選択の意思決定支援を行い患者さんの迷いや不安が少しでも軽減できるようサポートしています。また、手術により、乳房を切除した患者さんに対して、ボディイメージのケアを行っています。
乳がん患者さんと向き合って療養生活を送れるよう、患者さんに寄り添いサポートしていきたいと思います。


患者さんとの面談の様子
患者さんとの面談の様子
主な活動内容
  • 外来・病棟における乳がん看護の提供と教育
  • 看護スタッフへの乳がん看護の教育、研修会の実施
  • 乳腺カンファレンスの実施
  • 乳がん早期発見のための啓発活動
    自己検診法やマンモグラフィ検診の相談
    ピンクリボン運動
    小・中・高校や町内会・企業への講演活動
  • 乳がん検査・診断・治療・手術に関する意思決定支援
  • ボディイメージに対する支援
    乳がん手術後の乳房補正下着の紹介
    化学療法の脱毛に対しウイッグの紹介
  • 乳がん患者さんとその家族の身体的・心理的・社会的サポート
  • 道東患者会シャイニーピーチの世話人


緩和ケア認定看護師

緩和ケア認定看護師神田 みゆき

 緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者さんとその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、生活の質を改善するケアです。
 私は新人の頃に苦痛症状が軽減されずに亡くなる患者さんをみて、何か自分にできることはなかったのだろうかと感じていました。そこで、緩和ケアを専門的に勉強して患者さんが少しでも笑顔になれるよう実践に役立てたいと思いました。現在は、患者さんががんと診断されたときから、患者さんやご家族がその人らしく生活できるよう、がん患者さんに起きる身体的・精神的苦痛の緩和や日常生活の援助、ご家族の心配事や悩みに対する支援を行ったり、スタッフからの相談に応じたりしています。患者さんとご家族が残された時間を穏やかに過ごされている姿にやりがいを感じます。がんによる不快な症状や気持ちのつらさなど、いつでもご相談ください。


緩和ケア認定看護師佐伯 香奈

 私と緩和ケアの出会いは、看護学校時代に図書室から借りたビデオでした。ホスピスケアを語ったビデオでしたが、20年以上前に「ホスピスケアは特別な場所や人が提供するものではなく、場所や人を選ばず提供するもの」との教えは、とても新鮮でした。ホスピスケアに力を入れた病院に5年間勤め地元に帰ってきましたが、今まで当たり前だったことが出来ず、目の前の患者さんやご家族の苦しさにどのように対応したらよいのかわからなくなりました。より深く学びたいという思いが強くなり、上司の勧めや同僚の協力もあり認定看護師研修センターの緩和ケア分野で学ぶ機会を頂きました。研修センターでは知識と経験が結びついて、理解することに繋がり、さらに自分自身の価値観に囚われていたことに気づかされました。研修後は病院に戻り、5年間は緩和ケアチームやがん相談を担当し、現在は緩和ケア病床を持つ混合病棟で活動をしています。同じ志しを持つ仲間と共に、症状の緩和だけでなく、患者さん・ご家族の希望やその人らしさ(その方のありよう)を大切にし、安心して過ごしていただけるような看護を目指しております。


患者さんのケアについてカンファレンスしています
患者さんのケアについてカンファレンスしています
主な活動内容
  • チームで協力し患者の身体のつらさ、心のつらさのケア
  • 家族ケア
  • 意思決定支援
  • 看護師の相談・指導
  • 院内で緩和ケアの質を向上させるための整備
  • 地域への講演活動


がん性疼痛看護認定看護師

がん性疼痛看護認定看護師柏木 勇生

 がん性疼痛看護認定看護師となって5年が経ち、多くのがん性疼痛のある患者さんとその家族と関わり、日常生活の支援や薬剤調整を行ってきました。どの程度苦痛を取り除くことができたかはわかりませんが、少しだけ笑顔と日常生活を取り戻す手助けはできたと思っています。また、指導の一環として看護職を対象とした研修会の開催も行い、知識・技術の向上に努めてきました。研修会の参加では地域の方と顔を合わせる機会も増え、ネットワークづくりにも参加でき、充実した日々を送ることができました。
 これからの5年間は、がん患者以外の疼痛看護にも積極的に取り組むこと、がん患者の在宅支援のための退院調整に力を入れながら、活動していきたいと思っています。


主な活動内容
  • がん症状への対応・看護実践
  • 薬剤調整
  • 患者および家族の意思決定支援
  • 緩和医療委員会活動
  • 診療報酬に関する活動
  • 在宅での輸液や疼痛管理についての患者・家族への指導
  • がん性疼痛看護に対するスタッフへの教育


がん放射線療法看護認定看護師

がん放射線療法看護認定看護師野呂 あゆみ

 放射線治療は早期から症状緩和に至るまで、がん治療のすべての時期において幅広く行われています。
 身体侵襲が少ない治療ではありますが、副作用である有害事象は出現します。放射線治療による有害事象の悪化はQOL低下に繋がりかねません。放射線治療計画から副作用を予測し、予防的な観点でケアできるように関わり、適切な症状マネジメントをおこなっていく必要があります。そのために、有害事象の効果的な予防と症状緩和のための情報提供をおこないながら、患者さん主体で治療に臨めるように支援しています。
 放射線治療を受ける患者さんが、その人らしい毎日を過ごせるように、より根拠性の高い看護ケアが提供できるように努力していきます。


主な活動内容
  • 放射線治療の効果や有害事象についての情報提供
  • 放射線治療選択時の意思決定支援
  • 放射線治療中、終了後のセルフケア支援
  • 放射線療法に携わるスタッフからの相談・支援
  • 院内外の放射線療法看護教育


皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師中村 公子・本條 友里衣

「創傷管理」および「排泄管理」を要する患者とその家族のQOL向上を目指し、看護実践をすることと、看護実践を通して他の看護職員に対して指導・相談を行っています。
「創傷管理」は、褥瘡や瘻孔などの慢性的な創傷を主とし、局所に対しては清浄化やドレッシング法を行い、全身に対しては栄養管理を含むケア介入を行います。「排泄管理」は、オストメイトが抱える問題解決のために、局所ケアはもとより手術前のケア、装具選択、ストーマ受容までのプロセスの援助、生活指導を行い、在宅療養生活を支えます。また、失禁患者に対し、排尿・排便障害の知識を基に失禁のアセスメントを行い、失禁と失禁に伴う問題の改善を行います。


主な活動内容
創傷管理
  • 褥瘡予防への介入
  • 褥瘡対策チーム活動(褥瘡回診)と他医療チームとの連携
  • 褥瘡患者を含む創傷のケア・指導・相談
  • 褥瘡管理者:褥瘡ハイリスク患者のケアカンファレンス

排泄管理
  • 消化器・泌尿器ストーマケア外来(外来患者は予約)
  • ストーマ(廔孔を含む)ケアの実践・指導・相談
  • 排泄障害、失禁の状態に応じたケアを展開
  • 他医療チームとの連携

教育活動
  • 院外・院内講習会開催
  • 看護基礎教育の講義


感染管理認定看護師

感染管理認定看護師馬場 かおり

 感染管理認定看護師の役割は、病院に関わる全ての人たちを対象に様々な感染から守るために組織横断的な活動を行っています。他の分野とは少し異なっていることは「対患者」だけでなく「対病院」というように個人だけではなく病院に関わる全ての人や部署が感染管理の対象となります。私が感染管理認定看護師を目指した理由は自分も感染症にかかりつらい経験をしたことがきっかけです。自分と同じような病気で苦しむ人達が少なくなり、少しでもその患者さん達の役に立ちたいという想いからでした。そして、感染に関わる医療者や患者・家族にも偏見を持たず他の患者さんと同様にケアをしてほしいという願いを持っています。
 今年度から感染管理者として仕事をしていますが、様々な相談や施設内の感染防止に関する問題と向き合い日々学習しながら毎日奮闘しています。感染対策は一人でできるものではなく、ICTメンバーや看護部の感染リンクナース、他部門の方々と協力しながら当院に来られる方に安全・安心して療養していただける環境を提供できるようにしたいと思っています。また、地域連携により他施設や保健所との協力し地域に根差した活動にも力を入れていきたいと考えています。


主な活動内容
  • サーベイランスの実施・感染対策への提言
  • 感染対策に関する様々な問題や現状の把握と適切な助言、対策の実践
  • 医療従事者・患者・家族に対する感染防止教育の実践
  • 感染に関連する委員会への参加、院内感染対策マニュアルの改訂
  • 感染防止対策に関する相談への対応
  • 針刺し事故などの職業感染対策の実践
  • 他施設との感染防止対策の連携
  • 釧路・根室地区の病院、施設への感染防止に向けた教育の実施


手術看護認定看護師

手術看護認定看護師中田 沙織

 私が手術看護認定看護師を目指したきっかけは、自分が看護師としてどのように今後進んでいきたいのか、ふと考えた時に、自分は長く実践してきた手術看護が好きであると認識したことに始まりました。好きな手術看護に対する更なる実践力や専門的知識を学習し、ステップアップを目指すため、認定看護師として活動していきたいと考え、周囲の協力もあり、取得することができました。認定看護師として、スタッフと共に考え、時にアドバイスを行いながら、患者さんが安全に、そして安心して手術を受けられるよう、日々実践しています。また、患者さんがどのような思いを抱えながら手術に向かわれているのか、その思いを受け止め、病棟看護師と連携を取りながら継続看護としての周術期看護実践を目指しています。このように、認定看護師として日々活動していますが、決してひとりでできるものではなく、スタッフや管理者、他職種の方達にも協力してもらいながら、より良い手術看護を提供できるよう奮闘しております。今後は、病棟、他職種との連携を強化し、継続看護の実践を進めていくと共に、更なる質の向上と患者さんの思いを大切にする安全安楽な手術看護を皆で行っていきたいと思っています。


主な活動内容
  • 手術看護実践(器械出し看護・外回り看護)
  • 周術期看護に関する学習会・講座開催
  • 周術期における専門的知識の指導
  • 周術期患者の看護に関する相談
  • 手術看護についての啓蒙活動


透析看護認定看護師

透析看護認定看護師伊藤 織恵

 透析が必要な患者さんたちは時間や食生活など、様々な制限の中で生活しています。御自身のこれまで習慣と必要な制限とを折り合いを付けながら透析を続けている患者さんやご家族と接しているなかで、もっと患者さんや家族を支えるお手伝いができる力を付けたいと思い透析看護認定看護師を目指しました。透析という治療はとても優れた治療の一つです。その継続のためには、ご本人の持つ力を信じ、支えていく仕組みが大切です。近年透析患者さんの高齢化や暮らし方の多様化などから、多くの職種の方や地域を超えた施設との連携がこれまで以上に大切になっています。患者さんの体調や病期に合わせた情報提供はもちろん大切ですがその情報提供を誰にどのように行えば患者さんが安全で安楽な透析が行えるのか。そういったことを常に考えながら患者さんへの支援を続けていきたいと思います。


主な活動内容
  • 安全・安楽な血液透析にむけた看護実践
  • 院内の透析看護に関する相談
  • 地域の透析施設間のネットワーク作りへの取り組み